ここまでセラミック矯正のリスクに焦点を当てて解説してきました。しかし、セラミック矯正は素早く綺麗な歯を手に入れられたり、被せ物の色や透明感を自由に選択できたりなどメリットも多いです。実際、セラミック矯正を行ったことで、自信を持って笑えるようになる方がたくさんいらっしゃいます。
セラミック矯正を受ける上で最も重要なことは、優良な歯医者を選ぶことです。優良な歯医者を選ぶポイントは以下の3点です。
- セラミック矯正のデメリットをしっかり説明してくれる
- セラミック矯正以外の方法も提案してくれる
- 治療後も手厚いメンテナンスを行ってくれる
これらの3つのポイントについて、以下でそれぞれ詳しく解説します。歯医者選びを間違えてしまうと、治療の後悔に直結するので、歯医者選びのポイントをしっかり理解してくださいね。
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歯医者を選ぶポイント@ セラミック矯正のデメリットを しっかり説明してくれる
セラミック矯正のメリットだけを伝える歯医者には、十分に注意してください。上述したように、セラミック矯正にはメリットだけでなくデメリットやリスクも潜んでいます。そのため、まともな歯医者は、治療前のカウンセリングでセラミック矯正のデメリットやリスクについても説明するでしょう。
セラミック矯正をするために削った歯は、元に戻りません。患者様の中には、歯を削る代償が中々イメージできない方もいらっしゃいます。カウンセリング時には、どんな些細な疑問でも何でも質問してみてください。親身になって答えてくれないようなら、あまり信頼できる歯医者とは言えないかもしれません。当院では、丁寧に患者様がイメージしやすいように説明することに努めているので、まずはご気軽にご相談ください。
セラミック矯正と同時に歯列矯正も調べてみましょう。歯列矯正とはマウスピース矯正やワイヤー矯正で歯自体を移動させて、歯並びを整える方法です。歯を削ることなく歯並びや噛み合わせを治せます。 部分矯正なら半年かからず治ります。あなたにとって何がベストな治療方法なのか一緒に考えていきましょう。 |
→歯列矯正でかわいくなる理由は?可愛くなった実例に基づいて解説 |
歯医者を選ぶポイントA セラミック矯正以外の方法も 提案してくれる
セラミック矯正以外の方法も提案してくれる歯医者は、信頼に値するでしょう。セラミック矯正では、綺麗な歯を手に入れるために歯を削ります。しかし、綺麗な歯(歯並び)を手に入れるだけであれば、なにも歯を削る必要は必ずしもありません。昨今は、ワイヤー矯正以外にも、矯正装置が目立ちにくいマウスピース矯正があり、気軽に歯科矯正に取り組みやすくなっています。
そのため、まともな歯医者であれば、最初はできる限り天然歯を残す方法を提案するでしょう。天然歯を残す方向も提案してくれるということは、それだけ歯科医師が患者様の将来を考えてくれているという証拠です。また、色々な角度から提案できるということは、歯科医師自身が歯科矯正に精通していることとも取れます。カウンセリング時に、セラミック矯正以外も提案してくれるかどうかは、ぜひチェックしてみてください。 |
歯医者を選ぶポイントB 治療後も手厚い メンテナンスを行ってくれる
セラミック矯正は、被せ物を取り付けたら終わりではありません。治療後も適切なメンテナンスを行っていく必要があります。それは、ご自宅でのケアだけに留まりません。歯医者での定期メンテナンスも、ご自宅でのケアと同様に重要です。歯医者では、歯磨き指導やクリーニングの他に、噛み合わせのチェックも行います。
セラミックの寿命は約10年と言われていますが、治療後のメンテナンス次第では20年以上長持ちするケースもあるのです。やっとの思いで手に入れた綺麗な歯は、やはり長持ちさせたいですよね。であれば、治療後も手厚いメンテナンスを行ってくれる歯医者を選びましょう。カウンセリング時に治療後のメンテナンスについても聞いてみることをオススメします。 |