『歯並びがガタガタすぎてマウスピース矯正はできないと断られてしまった…』
『私の歯並びはマウスピース矯正で治療できますか?』
『マウスピース矯正ができない歯並びの人は、どうすれば良いんでしょうか?』
当院には、毎日このような疑問やお悩みをお持ちの患者様が多数ご来院されています。
すべてのケースをマウスピース矯正で治療できるわけではありません。
またマウスピース矯正は新しい治療方法のため、十分な知識を持った歯科医師でなければ、難しい症例などは断らざるを得ないケースもあります。
このページでは、大阪府で多数のマウスピース矯正を行う帝塚山スマイルデザインクリニックの岩下院長が、マウスピース矯正で治療できない例や代替案についてご紹介します。
目次
マウスピース矯正ができない8つの例
①抜歯が必要なケース
一昔前までは、抜歯が必要で歯を大きく動かす歯並びの人は、ワイヤー矯正治療治療できませんでした。なぜなら昔のマウスピースはフィットが悪く、力がかかりにくかったからです。今でも抜歯ケースはマウスピース矯正は難しいと思われている先生方も多くいます。
しかし、時代は変わりました。2016年前後からアメリカのアラインテクノロジー社のインビザラインは抜歯ケースにも対応したマウスピース矯正を開発し、もう10年が経過しようとしています。
今では、抜歯ケースでもマウスピースでできる時代がやってきました。ただし、経験が必要です。
当院では2016年から抜歯ケースにもマウスピース矯正を取り入れ、様々な複雑な抜歯ケースをマウスピース矯正で治療していますので安心してお任せください。
②重度の歯周病を罹患している
残念ながら重度の歯周病の方はマウスピース矯正をすることはできません。マウスピースは取り外しをする際に歯に力がかかるので、重度の歯周病の歯に引っ張る力をかけると脱落する可能性があります。
さらに、歯を動かすことによって骨は緩むので、すでに歯周病によって緩んでいる歯を動かすと抜けてしまう可能性があります。
ただし、この力は微々たるものなので健康な歯牙の歯列矯正では全く問題ないのでご安心ください。
③骨格が原因の上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)
骨格が原因とは、歯を支える『顎の位置』の問題で見た目や噛み合わせに問題があるということです。
基本的にマウスピース矯正では歯を動かすことはできますが、顎の前後的な位置を変化させることはできません。
ただし、出っ歯や受け口の治療がマウスピース矯正治療だけで治療できるかの判断は一般の方には難しいと思いますので、歯科医院で相談されるのが良いと思います。
これを判断するには、セファロ分析という骨格分析が必要になってきます。
矯正診断にはセファロ分析が必須
矯正治療の診断に必ず必要な資料があります。それは『セファロ分析』です。これは骨格的に顎や歯がどこに位置するのかを診断する分析です。
これらを正確に診断した結果、治療方針が決定します。必ずこの資料、セファロ分析の説明を受けるようにしてください。
④歯の移動に関わる箇所にインプラントが埋入されている
ご自身の天然歯は移動することが可能ですが、インプラントは矯正治療で全く動きません。よって、歯を動かす先にインプラントがある場合矯正治療ができない場合かあります。
ただし、方法はあります。
それはインプラントの上の被せ物の形を変えるか、インプラントの別の位置へ植え替えるという方法もあります。それをするには矯正治療の技術とインプラント技術の両方が必要になります。
さらに抜歯が必要な場合は優先的にインプラントを抜けば天然の歯を残すことも可能です。
当院はインプラントもマウスピース矯正にも対応できるので安心してお任せください。
インスタグラムで発信しております。よろしければ参考にしてください。
⑤歯の移動に関わる箇所に埋伏歯がある
目的の歯を動かす先に埋まった歯がある場合、歯は埋伏歯に当たって動きません。
前歯のスペースを確保するために奥歯を奥に送る際に親知らずがあると、先に抜歯する必要があります。
⑥自己管理が苦手な方
マウスピース矯正はマウスピースを1日21時間以上の装着時間を守らないと歯はきちんと動いてはくれません。
ご飯を食べる時と歯を磨く時以外はきちんと装着時間を守ってください。
逆にしっかりと装着時間を守れる方は綺麗に歯が並びますので皆さん時間を守ってくださいね。
⑦飲食業など長時間のマウスピースの装着が難しい方
マウスピース矯正はしっかりと装着時間を守らないと歯は並びません。
よって、飲食業の方で毎日、必ず味見など口に何か含まないといけない方はマウスピース矯正はやめておきましょう。なぜならば、温かいものはマウスピースを変形させ、甘い飲み物などはマウスピースの内面に溜まってしまうので、歯が虫歯になりやすいなどの害があります。その際はワイヤー矯正を選択された方が良いでしょう。
⑧奥歯が欠損している方
虫歯などによって奥の歯がない人はマウスピース矯正をすることができません。矯正治療で歯を動かす際はすべての歯を同時にすべて動かすのでなく、順番に動かします。よって前歯を移動させる際は、奥歯を動かさないことによる反作用で移動させます。
こういった患者様の場合、奥歯にインプラントやブリッジを先に入れると、マウスピース矯正が可能になります。
マウスピース矯正ができない場合の代替案となる治療方法
①ワイヤー矯正
基本的にマウスピース矯正が難しいケースはワイヤー矯正の対応となります。
例えば以下のようなケースではワイヤー矯正が適応となります。
- 歯の高さが短い場合
- 犬歯が後ろを向いている場合
- 歯列の段差の高低差がおおきい場合
- 顎の手術後の矯正治療の場合
ただし、経験や補助器具の使用によって、マウスピースでもほとんどの症例に対応できるようになってきました。
当院ではワイヤー矯正でしか治療が難しいと他院で言われた患者様でもマウスピース矯正でも綺麗に治っております。まずは無料相談もございますのでお気軽に起こしください。
②セラミック矯正
歯が動かない、もしくは歯を動かさない場合はセラミック矯正の対象となります。
例えば以下のようなケースです。
- 歯が骨と癒着していて動かない
- 歯周病により、歯を動かすと抜けてしまう可能性がある
- 歯列矯正が痛くて我慢できない
- 期間を大幅に短縮したい(条件次第でセラミック矯正は1ヶ月〜2カ月で終了します)
- 歯の色を真っ白にしたい
セラミック矯正はメリットも多いですが、歯を削ってしまうことが最大のデメリットです。
③ハイブリッド矯正(ワイヤーとマウスピースの併用)
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の両方を使用します。
例えば、歯の軸が著しく傾いている場合や、歯の上下の高さが階段のように極端に高低差がある場合はかなりの力を加える必要があります。その際はワイヤー矯正の力でまずは歯の軸や高さをそろえた後に、マウスピース矯正を使用して並べる場合があります。結果的にその方が治療期間が短くなります。
また、マウスピース矯正の途中に歯が倒れてきたりするときに、ワイヤー矯正の力をかりて短期間(数ヶ月)でリカバリーに使用する場合もあります。
④外科的な矯正治療
顎変形症の患者様は、顎の手術を行って顎の位置を変えます。これを顎オペといい、この場合の矯正治療はマウスピース矯正ではなく、ワイヤー矯正のみの対応となります。
これは顎間固定といい、手術の直後は上下の顎を所定の位置で固定しておく必要があり、その際にワイヤー矯正での対応となります。
私はマウスピース矯正できる?ぜひ無料カウンセリングにお越しください
当院ではこういった方が無料カウンセリングにこられています。
『ご自身ではマウスピース矯正で治療が可能なのかどうかわからない』
『他院でワイヤー矯正でしかできないと言われた』
『マウスピース矯正では難しいと言われた方』
お口の中をお見せいただけると、マウスピース矯正が可能かどうかわかります。
そして、あなたにとって『最適な治療方法』をご提案させて頂きます。安心してお任せください。
まとめ:大阪でマウスピース矯正なら帝塚山スマイルデザインクリニック
他院でワイヤー矯正でしか治療できないと言われた方でも、当院ではマウスピース矯正で綺麗に治っております。では何が違うのか?
それは経験数がかなり影響します。すべての症例で(抜歯ケースなど)マウスピース矯正が可能になったのは2016年前後からであり、早くから対応してきたドクターは今では、マウスピース矯正でほとんどのケースを治療することができます。
当院は2016年からマウスピース矯正を取り入れており、現在の患者様の98%はマウスピース矯正での治療となっております。
さらに、最新の口腔内スキャナーのiTeroを導入し精密な治療が可能ですので安心してお任せください。
参考になりましたでしょうか?何かわからないことなどありましたらお気軽にご相談ください。