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八重歯のマウスピース矯正(インビザライン)30万円~73万円
八重歯やガタガタ歯並びの原因は?

八重歯やガタガタ歯並びの原因は、日本人の小さな骨格が原因であることが多く、これにより、歯が生えるスペースがなくなってしまいます。特に八重歯(犬歯)は前歯の中でも生えてくる順番が遅く、スペースがないところへ無理に後で生えてくるので前へ押し出されて八重歯となります。
ガタガタ歯並びも同じ理由のことが多く、歯が生えてくるスペース不足です。八重歯の歯並びを矯正するには、従来は歯を抜くことが主流でしたが、今はインビザライン(カスタムメイド型マウスピース矯正)によって、歯を抜かずに解決することもできるようになってきました。
八重歯を矯正治療で綺麗にするメリット
- 笑った時に歯並びとスマイルラインが綺麗になる
- 唇や口元の形が綺麗になる
- 歯ブラシがしやすくなるので虫歯になりにくくなる
- 噛み合わせが良くなる
- 汚れや着色がつきにくくなる
八重歯の治療のデメリットやリスク
- 費用と時間がかかる
- 綺麗に並ぶスペースがない場合、歯を抜かないといけない場合がある
- 八重歯の位置によって、期間が長くなる場合がある
- マウスピース矯正を選択する場合、途中見えない部分にワイヤー矯正をする場合がある
インビザラインとは

透明で目立ちにくい、取り外し可能な新しいマウスピース矯正治療『インビザライン』は、全世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者様がインビザライン治療を受けられています(2021年現在)。
ワイヤーや装置を歯に装着する矯正治療と異なり、目立たず自分で取り外しができます。厚みも薄く、色と透明なので至近距離でも気づかれません。
賢い選択肢にインビザラインをどうですか。
>>マウスピース矯正で八重歯を改善!治療の流れ・費用・注意点を徹底解説
当院が八重歯をインビザラインで矯正した症例

20代の女性でワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正で八重歯の治療を行いたいと来院されました。他院では抜歯が必要なのでワイヤー矯正でしか対応できないと言われたそうですが、当院ならマウスピース矯正での治療が可能なので、来院されました。審査、診断の結果、前から4番目の歯を4本抜歯を行い15ヶ月という期間で終了し大変喜んで頂きました。
八重歯の矯正におけるインビザラインのメリット
①透明なので見た目が気にならない
インビザラインは透明なマウスピース型の矯正装置であるため、従来のワイヤー矯正とは異なり、装着していても目立ちません。厚みも薄く設計されており、色も透明なので至近距離でも気づかれにくいという大きな特徴があります。
特に八重歯の矯正では、前歯部分の見た目が気になる方も多いですが、インビザラインならば人前での会話や笑顔も自信を持って行えます。社会人や人前に立つ機会の多い方、接客業の方など、見た目を気にする方にとって理想的な矯正方法といえるでしょう。
②取り外しできるので食事もいつも通りに
インビザラインは自分で簡単に取り外しができるマウスピース型矯正装置です。食事の際には取り外すことができるため、食事制限がほとんどなく、硬いものや粘着性の高い食べ物も通常通り楽しむことができます。
また、取り外して歯磨きができるため、ワイヤー矯正のように装置の周りに食べかすが溜まって虫歯になるリスクも軽減されます。八重歯の矯正中でも、日常生活における食事の楽しみを損なうことなく治療を進めることができる点は、多くの患者様から高く評価されています。
③通院回数が少ない
インビザライン治療では、あらかじめ治療計画に基づいて複数のマウスピースを作製し、患者様自身が一定期間ごとに交換していきます。そのため、従来のワイヤー矯正のように頻繁な調整のための通院は必要ありません。
通常4〜6週間に1回程度の通院で治療を進めることができるため、忙しい方や遠方にお住まいの方でも無理なく八重歯の矯正治療を継続することが可能です。通院の負担が少ないことは、長期にわたる矯正治療を続ける上で大きなメリットとなります。
④金属アレルギーの心配なし
インビザラインのマウスピースは医療用の特殊プラスチック素材で作られているため、金属アレルギーの方でも安心して使用することができます。従来の矯正治療で使用されるワイヤーやブラケットには金属が使用されているため、金属アレルギーのある方は治療に不安を感じることがありました。
八重歯の矯正においても、インビザラインなら金属を一切使用せずに治療を行うことができるため、アレルギー反応による口内炎や違和感などのリスクを避けることができます。肌が敏感な方にも優しい矯正方法です。
八重歯の矯正におけるインビザラインのデメリット
①自己管理が必要
インビザライン治療の最大の特徴である「取り外しができる」という点は、逆に言えば患者様自身による管理が必要となります。効果的な治療のためには、1日20時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨き以外の時間はしっかりと装着する必要があります。
自己管理ができない場合、治療期間が延長したり、予測した治療結果が得られない可能性があります。特に八重歯の矯正では、犬歯の移動に一定の力を継続的にかける必要があるため、指示通りの装着時間を守ることが治療成功の鍵となります。自己管理の重要性を理解し、責任を持って取り組める方に適した治療法といえるでしょう。
②歯の状態によっては適用できない
インビザライン治療は万能ではなく、重度の歯列不正や複雑な咬合問題、強い回転を伴う八重歯などのケースでは、適用が難しい場合があります。
特に八重歯の位置や状態、骨格の問題によっては、マウスピース矯正だけでは十分な効果が得られないことがあります。そのような場合、部分的にワイヤー矯正を併用したり、歯を抜く必要が生じることもあります。
当院では、治療前の精密な検査と診断を行い、患者様の歯の状態に最も適した治療法をご提案しております。インビザラインで治療可能かどうかは、専門医による診断が不可欠です。
③治療が受けられる歯科医院が限られている
インビザライン治療は専門的な知識と技術、そして認定資格が必要となるため、すべての歯科医院で受けられるわけではありません。
特に八重歯のような特定の歯の移動には、歯の動かし方に関する熟練した技術と経験が求められます。そのため、インビザライン治療を提供している歯科医院は限られており、お住まいの地域によっては通院が困難な場合もあります。
当院では、インビザライン認定医が在籍しており、豊富な治療実績に基づいた質の高い治療をご提供しております。八重歯の矯正をインビザラインで行う場合は、経験豊富な専門医を選ぶことが重要です。
八重歯の歯列矯正でも『歯をできるだけ抜きたくない方』へ!

世界中で900万人以上の方が治療している『インビザライン』のカスタムメイド型マウスピース矯正。この矯正治療の得意な歯の動かし方の一つに『奥の歯を後ろに移動』させて、『歯をできるだけ抜かない矯正治療』が可能です。上の歯で最大3mm~4mm、下の歯で最大2mm~3mmほど奥の歯を後方に送り、また、各歯の間を0.5mmまでスリムにすることを利用して、歯列矯正を行うことが可能です。
動かし方にはコツと熟練した技術が必要ですが、当院ではできるだけ歯を抜かない矯正治療を提供しております。(もちろん、どうしてもスペースの関係で抜かないといけない場合もありますのでご了承ください。)
まずは、無料カウンセリングもございますのでお気軽にご相談ください。
八重歯の治療期間について
インビザラインによる八重歯の矯正治療を検討される方にとって、「どのくらいの期間がかかるのか」は最も気になる点の一つです。治療期間は患者様の歯の状態や目指す最終的な歯並びによって個人差がありますが、一般的な目安をご紹介します。
八重歯の状態別の平均治療期間
八重歯の矯正治療期間は、主に八重歯の位置や傾き、周囲の歯との関係性によって変わってきます。インビザラインによる治療期間の目安は以下のとおりです。
軽度の八重歯(わずかに前に出ている場合)
軽度の八重歯では、通常6〜9ヶ月程度で目に見える改善が得られます。八重歯の出っ張りが軽微で、他の歯並びに問題がない場合は、比較的短期間で治療が完了することが多いです。
中度の八重歯(明らかに前方に突出している場合)
中程度の八重歯の場合、周囲の歯も含めた調整が必要となるため、12〜18ヶ月程度の治療期間が一般的です。歯が回転している場合や、スペースの確保が必要な場合は、より時間がかかることがあります。
重度の八重歯(大きく前方に突出し、他の歯とも重なっている場合)
重度の八重歯では、歯列全体の調整が必要となり、18〜24ヶ月、場合によってはそれ以上の治療期間を要することがあります。骨格的な問題が関与している場合や、抜歯が必要なケースでは、治療計画全体がより複雑になるため、時間がかかることが一般的です。
当院では初回のカウンセリングと精密検査を通じて、患者様の症状に応じた治療期間の見通しを詳しくご説明いたします。
従来の矯正治療との期間比較
インビザラインによる八重歯の矯正治療は、従来のワイヤー矯正(ブラケット矯正)と比較して、多くの場合同等か、やや短い治療期間で効果が得られます。
治療開始時の違い
ワイヤー矯正では装置の装着後すぐに歯に力がかかるのに対し、インビザラインでは3Dスキャンから設計、製作までの準備期間(約2〜3週間)があります。しかし、その後の治療効率はインビザラインの方が優れていることが多いです。
治療中の調整頻度
ワイヤー矯正では4〜6週間ごとの調整が必要ですが、インビザラインでは一度に複数のマウスピースを受け取り、患者様自身が1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換するため、細かな調整が頻繁に行われることになります。この点はインビザラインの治療期間短縮につながる要因の一つです。
仕上げ段階の違い
ワイヤー矯正では装置を外した後の微調整に時間がかかることがありますが、インビザラインでは初めから最終的な歯の位置まで計画されているため、治療終盤での調整が少なく済む傾向があります。
当院の臨床データでは、同程度の八重歯の症例において、インビザラインの平均治療期間はワイヤー矯正より約10〜15%短縮される傾向にあります。ただし、個々の症例により差があることをご理解ください。
治療期間を短縮するためのポイント
インビザラインによる八重歯の矯正治療をより効率的に進めるためのポイントをご紹介します。これらを意識することで、予定された治療期間内、またはそれよりも早く治療を完了させることが可能になることがあります。
1. 装着時間を守る
インビザライン治療では、1日20〜22時間のマウスピース装着が推奨されています。食事と歯磨き以外の時間は常に装着することで、最も効果的に歯が移動します。装着時間が短いと治療の進行が遅れ、期間が延びる原因となります。
2. 交換スケジュールを厳守する
担当医の指示に従って、マウスピースの交換タイミング(通常1〜2週間ごと)を守ることが重要です。交換が遅れると、全体の治療計画にも影響します。
3. チューイングエクササイズを活用する
専用のチューイング(噛むエクササイズ用具)を使用すると、マウスピースが歯にしっかりフィットし、より効果的に歯を動かすことができます。当院では必要に応じてチューイングの使用方法をご説明します。
4. 定期検診を欠かさない
4〜6週間ごとの定期検診では、治療の進行状況を確認し、必要な調整を行います。予約をキャンセルすると治療の遅れにつながることがあります。
5. 口腔衛生状態を良好に保つ
歯垢や歯石の蓄積は歯の移動を妨げることがあります。毎食後の丁寧な歯磨きと、マウスピースの清潔な管理が治療の効率を高めます。
当院では、患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせた治療計画と、効率的な治療進行のためのアドバイスを提供しております。治療期間に関するご質問やご不安は、お気軽に担当医にご相談ください。