(2) セラミック矯正のデメリット |
@ 歯を削る セラミック矯正は歯を削ります。歯を削ることによって歯の形や向きを変えて歯列を整える治療方法です。削った歯は戻ってきませんので注意が必要です。あなたが気になるのが、歯並びだけで、一歯、一歯の色や形が気にならないのであれば、歯列矯正をおすすめします。
歯を削ることによるデメリットはすぐには出てこなくても、10年後以降にでることが多いです。早ければ、数年後にでる人もいます。『入れ歯女子』とYoutubeで検索してみてください。若くて、セラミック矯正を行って後悔している人もいます。当院では、そうならないように細心の注意をはらって治療を行なっておりますので安心してください。 |
→歯列矯正かわいくなった |
A 神経を抜く時がある 若い人がセラミック矯正を選択する際、歯並びが悪い場合に、露髄といって、歯を削ると神経がでてしまうことがあります。この場合基本的には神経を抜く必要があります。しかし、歯は抜かないのでご心配なく。歯の中の神経を取る治療(根管治療)が必要になるので、費用が別にかかってしまう場合がります。 |
B 歯を抜く時がある セラミック矯正では歯が動きません。歯茎から見えている歯を削ってその上にセラミックを被せます。歯並びが著しく悪い場合、どうしてもセラミックだけでは綺麗にならず、歯がない方が綺麗になる場合が多々あります。その場合は残念ながら歯を抜くことになります。歯を抜きたくない場合は、矯正治療で抜かないでいける場合もあります。まずは無料カウンセリングでご相談ください。当院では歯列矯正を行う場合、マウスピース矯正(インビザライン)でみなさん矯正治療を行なっております。 |
→インビザライン |
C 歯を動かせないので理想の形にならない時がある セラミック矯正は歯を全く動かしません。よって、土台の位置の条件が決められてしまうので、その上にセラミックを被せるしかありません。その条件を広げるには、方法として、歯を抜くか、もしくはセラミック矯正ではなく、歯列矯正を選択すれば、歯を抜かずに並べることが可能です。 |
D 後で痛くなる可能性がある セラミック矯正は歯並びが悪い歯を削って、理想の歯の形、色にして歯並びを整える治療です。歯並びが悪い歯を削るということは、通常の歯並びの歯を削るよりも多く削ることになります。そうすると、自ずと神経までの距離は近くなり、歯にダメージも多くなります。その時は痛くなくても、場合によっては、数年後に神経が死に痛くなる場合もあります。
これを防ぐには、削る前に神経までの距離をCT撮影などで確認しながら削ること、前もって露髄する可能性がある歯は事前に抜髄しておく、もしくは歯列矯正を選択することになります。
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E 歯が折れやすくなる 歯並びが悪い場合、神経を抜いて、方向を無理やり変える場合があります。ときには、歯を大きく削る場合もあります。それによって、歯が弱くなり、本来の咬む力とは異なった方向へ力がかかるので、歯が折れやすくなってしまいまいます。
それを防ぐには、神経を抜かず、咬む力も問題なく受けるようにするには、矯正治療によって歯のポジションを変えてあげるとそのようなリスクはかなり軽減されます。 |
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(3) セラミック矯正で 失敗しないための注意点 |
@ 歯列矯正の選択肢をきちんと説明してくれるドクターかどうか?
ドクターによっては、セラミック矯正ばかりを勧めてくる歯医者がいます。その理由は、ドクター側からすると、セラミック矯正は早く治療が終了してコスパが良いからです。なぜ、あなたにとってセラミック矯正が良いのか?その長所短所をしっかりと説明してくれる歯科医師に出逢いましょう。矯正治療の話が出ない歯医者は要注意です。
あなたの歯並びが部分矯正で済むなら、マウスピース矯正で半年以内に歯列矯正は終わります。そのような場合もありますので、しっかりと説明を受けましょう。歯列矯正も色々な方法とリスクがあります。全て説明してくれるドクターに相談しましょう。
すべての治療を熟知し、あなたにあった症例をしっかりと説明してくれる歯科医師があなたには必要です。 当院は無料カウンセリングもございます。 |
→歯列矯正やらなきゃよかった |
A 神経をできるだけ残しくれるドクターかどうか?
セラミック矯正は、基本的に歯を動かさずに、歯茎から見える歯を削って、方向や形を無理やり変える治療方法です。元来、歯の中には神経が走っており、その太さは若い人ほど太く、すなわち、歯を削ると若い人ほど神経がでやすい状況です。
当院では、CT撮影を行い、神経までの距離を考慮して、可能なかぎり神経を残す努力をします。しっかりと説明も行いますので安心してお任せください。
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B 歯を残してくれるドクターかどうか? セラミック矯正は、歯を動かす歯列矯正をしないので、場合によっては歯を抜くことがよくあります。歯を抜くとしばらくして、骨が吸収して歯茎が痩せてきたり、隙間が生じてきたりとデメリットが後になって出てくるときがあります。それらの説明と対策をしっかりとしてくれる歯医者を選択しましょう。 |
C 歯周病の治療などを治療前にやってくれるかどうか? 歯並びが悪いと、歯ブラシが難しく、歯石がたまったり、歯茎が腫れたりする場合があります。歯ブラシをすると血が歯ブラシに付着する人は要注意です。こういった方はセラミック矯正の前に、歯周病治療を事前に行なっておかないとセラミックを入れたあとに、歯がぐらぐらと動揺してきたり、セラミックの淵がみるみるできたりします。また、歯茎が引き締まっていないと綺麗なセラミックはできてきません。 せっかく入れたセラミックが長持ちするためにも歯周病をしっかりと行なってくれる歯科医院を選択しましょう。
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→歯周病手遅の症状とは |
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D セラミック矯正と歯列矯正どちらにも対応できる? セラミック矯正ばかり行なっている歯科医師はどちらかというと、歯列矯正が苦手なので、あまり歯列矯正をすすめない傾向にあります。先ほども述べたように、早く治療も終わりコスパが良いからです。あなたの未来のお身体を考えて治療方法を説明してくれる歯科医師に出逢いましょう。
当院では、場合によっては、上はセラミック矯正、下は歯列矯正などあなたのお口の中の状況にあったぴったりの治療方法を勧めるときもあります。
あなたにとって、本当に何が一番、良い治療方法なのかを分かりやすく提案させて頂きますので安心してお任せください。 |
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E 歯が折れやすくなる 歯並びが悪い場合、神経を抜いて、方向を無理やり変える場合があります。ときには、歯を大きく削る場合もあります。それによって、歯が弱くなり、本来の咬む力とは異なった方向へ力がかかるので、歯が折れやすくなってしまいまいます。
それを防ぐには、神経を抜かず、咬む力も問題なく受けるようにするには、矯正治療によって歯のポジションを変えてあげるとそのようなリスクはかなり軽減されます。 |
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(4) セラミック矯正か歯列矯正の選択基準
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@治療期間は早いか遅いか? 歯を削ると2度と戻ってきません。しかし自分の歯の形や大きさ、本数も適切でない人もいます。もともと、歯が小さかったり、矮小歯のような米粒の大きさの歯の人もいます。もともと、先天性欠如といって歯がなかったり、エナメル形質不全やテトラサイクリン歯といって歯の色が変色してしまっている人もいます。このような場合は削って被せるセラミック矯正をおすすめします。 |
A 歯を削る必要が本当にあるのか? セラミック矯正は、基本的に歯を動かさずに、歯茎から見える歯を削って、方向や形を無理やり変える治療方法です。元来、歯の中には神経が走っており、その太さは若い人ほど太く、すなわち、歯を削ると若い人ほど神経がでやすい状況です。
当院では、CT撮影を行い、神経までの距離を考慮して、可能なかぎり神経を残す努力をします。しっかりと説明も行いますので安心してお任せください。
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B 歯列矯正ができるのか、できないのか?歯を並べることは、歯列矯正は得意です。最近ではマウスピース(インビザライン)でもワイヤーと同じように配列することができます。しかし、人によってはすべて歯列矯正ができるとはかぎりません。それは、歯周病や骨格的な問題で骨がなくセラミック矯正で対応できない場合もあります。その場合はセラミック矯正が適切です。 |
→歯列矯正美人になった |
C 今と未来の歯、どちらを優先する? 今の自分の歯の形や色がどうしても納得できない人はセラミック矯正を選択しましょう。若いときの今は『今』しかありません。その選択をするのもあなたです。あなたが、今を一生懸命生きるのにセラミック矯正が必要なら全力で私たちは応援し、その要望にお応えします。歯科医師である私たちができることは、今のあなたを可能なかぎり審美的に美しくし、噛めるようにします。できるだけ長持ちすることを考え、将来、できるだけ歯を残すセラミック矯正を提供しますので安心してください。 |
D 自分の歯の形と歯の色を完全に変えたいのか?歯並びが整えば良いのか? 天然の歯の場合、色をある程度白くしたいのであれば、歯のホワイトニングをすれば白くなります。そして歯列矯正をすれば、歯並びは良くなります。しかし、時間はかかります。
自分の歯の形と歯の色をホワイトニングでは到達できない領域まで持っていきたい人はセラミック矯正を選択しましょう。まずは、今の歯の色や歯の質によってどこまで白くできるかはわかりません。まずは無料カウンセリングもありますので、お気軽にご相談ください。 |