症例一覧

奥歯に2本インプラントを埋入した症例

治療までの経緯

患者様は奥歯の違和感と顎の痛みを主訴に来院されました。診断の結果、顎関節の左右差と噛み合わせの不調和があり、奥歯でしっかりと噛めるようにインプラント治療を選択されました。治療後は全体的な噛み合わせの治療により、症状は改善され、顎の痛みもなくなりました。

噛み合わせは全ての歯が連動して、形成されます。インプラント治療は歯がなくなったところにインプラント治療して終わりではなく、全体のことを考えて行う治療です。

臨床例

治療前後の口腔内写真

右側方

左側方

治療前後の口腔内写真ですが、左側に関しては、インプラントの周辺に歯茎移植FGG(遊離歯肉移植術)を行なっております。右側はAPFという歯茎の処置をしております。

インプラントは植えるだけの治療ではありません。噛み合わせや周辺の歯茎のことを考えて行わないと長持ちしません。歯がなくなったところだけインプラントをする歯科医師には気をつけましょう。

治療後の正面の写真とレントゲン写真

奥歯にインプラントをしましたが、もともとの噛み合わせでは、前歯の噛み合わせも良くありませんでした。インプラントを長持ちさせるには前歯の噛み合わせも重要です。なぜならば、前歯はハサミの役割、奥歯はすり潰す役割を担っています。全体的な噛み合わせの調和をとらないとインプラントは長持ちしません。全体的な噛み合わせを診る事ができる歯科医師に相談し、治療してもらいましょう。10年後もインプラントでしっかりとお食事をとれますように。

症例の詳細

年齢60代女性
主訴奥歯に違和感があり、顎の痛みもある。
治療内容奥歯2本のインプラント(インプラントのみ)
費用44万×2本(税込)
期間インプラントのみの治療:4ヶ月
リスク・副作用治療後はしっかりとメインテナンスを行わないと歯周病になる可能性がかります。

【執筆・監修者】

院長:岩下太一(歯学博士)

帝塚山Smile Design Clinic(スマイルデザインクリニック)

院長:岩下太一(歯学博士)

ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト認定医
オステムインプラントインストラクター 講師
他、所属学会、認定資格多数

当院の院長はインプラント治療を他の歯科医師に教えるインストラクターの指導的立場として歯科界に貢献しております。また世界的に有名なインプラント学術団体ITIのインプラントスペシャリストの認定医でもあります。他院で難しいと言われたインプラント治療でもインプラント大阪では十分に対応できる技術があります。

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