ボトックス注射とは

ボトックス注射とよく言われますが、正式名称は『ボツリヌストキシン注射』といいます。よく耳にする『ボトックス』とは商品名であり、それが一人歩きして、それが巷では通称「ボトックス注射」となっているようです。

ボトックスの作用機序としては、筋肉を興奮させる『アセチルコリン』の分泌を抑制させる作用によって、筋肉の過緊張や異常運動の抑制を行います。それによって筋肉を収縮します。

ボトックス注射で期待できる5つのコト

  1. 強い『歯ぎしり』や『噛み締め』の緩和
  2. 歯や被せ物が壊れるのを防いでくれる
  3. 肩こりや噛みしめによる頭痛の軽減
  4. 『エラ』の異常な張りを小さくする
  5. 結果的に小顔になる

強い『歯ぎしり』や『噛み締め』の緩和

ボトックスを咬筋(こうきん)に注射すると、筋肉の働きをゆるめ、強い歯ぎしりや無意識な噛み締めを和らげることができます。顎のこわばりが軽くなり、朝起きたときのだるさや疲労感の軽減も期待できます。当院では噛み合わせや顎関節の状態も確認しながら、必要に応じてマウスピース治療と組み合わせ、負担をバランスよく減らすことを大切にしています。

歯や被せ物が壊れるのを防いでくれる

強い歯ぎしりや噛み締めが続くと、ご自身の歯や、詰め物・被せ物・インプラントなどの補綴物にも大きな負担がかかり、欠けたり外れたりする原因になります。ボトックスで咬筋の働きをコントロールすることで、歯や被せ物が壊れるリスクを減らすことができます。当院では力のかかり方を詳しくチェックし、必要に応じて噛み合わせ調整なども組み合わせてご提案します。

噛みしめによる肩こりや頭痛の軽減

歯ぎしりや強い噛み締めは、こめかみや首・肩まわりの筋肉にも負担をかけます。その状態が続くと、慢性的な肩こりや、締め付けられるような頭痛の一因となることがあります。咬筋の緊張がゆるめば、関連する筋肉の負担もやわらぎ、症状の軽減が期待できます。すべての肩こり・頭痛が改善するわけではありませんが、「朝起きたときの重だるさが楽になった」というお声も多くいただきます。

『エラ』の異常な張りを小さくする

「エラが張っている」と感じる原因が、骨ではなく咬筋の発達によるケースは少なくありません。歯ぎしりや強い噛み締めを長く続けることで筋肉が鍛えられ、横に張り出して見える状態です。ボトックスを注射すると、過剰な緊張がゆるみ、筋肉のボリュームが少しずつ落ち着いていきます。骨を削る手術とは異なり、お顔にメスを入れずにエラの張りをやわらげられる点もメリットです。

結果的に小顔になる

咬筋の緊張がやわらぎ、筋肉のボリュームが落ち着いてくると、フェイスラインがシャープになり、お顔全体がすっきりと見えるようになります。ボトックスによる小顔効果は、無理に顔を細くするというより、過剰に発達してしまった筋肉を本来のバランスに近づけることで得られる自然な変化です。変化は数週間〜数か月かけてゆるやかに現れますので、急な変化で周囲を驚かせにくいのも特徴です。

エラを肥大化させる筋肉の異常運動
『歯ぎしり』と『くしばり』

特に女性はエラの張りをすごく気にする方が多いです。ここでは簡単に、エラが張る原因をお教えします。一般に言われる歯ぎしりの正式名称は『グラインディング』と言います。この他にも食いしばりを『クレンチング』とよび、またカチカチ上下の歯を無意識に噛んでしまうことを『タッピング』といいます。

無意識に上下歯を噛み合わせることで、エラの部分の筋肉が肥大してしまい、エラが張ってしまうのです。いうなれば筋トレをしている状態です。その筋トレによって、力こぶがエラの部分にできてしまい、結果的に顔が大きくなってしまいます。また胸鎖乳突筋の張りによる肩こりの原因にもなります。このような異常口腔習癖のことをTCHと言います。

ボトックス注射によってTCHが改善されて咬筋の発達が抑えられることで、徐々にエラの張りが軽減されていきます。

当院のボトックス注射について

世界累販1億本以上
ニューロノクス( Neuronox® )を使用

当院で使用しているボツリヌストキシン製剤『Neuronox』は、世界30ヶ国以上で販売使用されており、日本でも美容外科・美容皮膚科様で多く使用されている製剤の一つです。美容先進国である韓国でも市場シェア1位であり、当院では安心してボトックス注射を受けていただくことが可能です。

痛みを減らすための二つの工夫

クーリング装置

極細の注射針を使用

当院では痛みを限りなく小さくするためのさまざまな工夫をしております。ここでは代表的なものを2つご紹介します。一つに『極細の注射針』を使用すること。これによって、注射による痛みをかぎりなく少なくすることができます。もう一つに、クーリングをしっかり行うことです。クーリングとは特殊な器具を用いて『冷やす』ことで、これによって頬の表面を麻痺させて、痛みを感じにくくすることができます。

このような工夫により、他院と比べても当院の治療は痛みが少ないというお声を多くいただいています。痛みを極限まで減らすことを徹底しておりますので、皆様安心してお越しください。

ボトックス注射のよくあるご質問

  1. 治療時間はどのぐらいですか?
    治療時間は30分もかかりませんが、その前に問診票の記入、治療の説明、同意書の記入等で合計1時間ほどのお時間を要します。
  2. 効果はどのぐらい持ちますか?
    個人差はありますが、4~6ヶ月、効果が持続します。一度肥大した筋肉を収縮させるために初めての年は一年に3回の摂取をお勧めします。
  3. 痛くないですか?
    極細の注射針を使用し、クーリングを行うので痛みはほとんど感じません。
  4. 見た目はどのぐらいかわりますか?
    エラが張っている方や顔が角ばっている方は、筋肉の収縮によって小顔になります。
  5. 副作用はないですか?
    すぐに食事をしていただいて結構ですが、翌日から、少し噛む力が弱くなったことを感じると思います。人によっては副作用として倦怠感を感じる方がいます。

当院のボトックス注射費用

両側30,000円 (1回)
1年3回コース80,000円 (3回)

自費診療となります。
上記は税別です。
2024年3月より料金改訂となりました。

各種クレジットカードでの分割払いも承っています。
また、お手続き簡単で金利の安いデンタルローンもご利用いただけます。
※詳細はお問い合わせください。

ボトックスで「噛む力」と「笑顔」のバランスを整える

docter 院長 岩下太一

当院では、強い歯ぎしりや噛み締め、エラの張り、肩こりや頭痛など、「噛む力」によって生じるさまざまなお悩みに対して、ボトックス注射を一つの選択肢としてご提案しています。ただ見た目を変えるのではなく、歯や被せ物を守り、顎や筋肉への負担をやわらげることで、機能面と審美面の両方を整えていく治療です。

お口について不安なことや気になることがあれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。当院は患者様との対話を大切にし、あなたの気持ちに寄り添いながら、無理のない治療計画を一緒に考えていきます。口元やフェイスラインのお悩みを少しずつ軽くし、本来のあなたらしい、自然で素敵な笑顔を取り戻すお手伝いができれば幸いです。

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