メタルボンドとは内面が金属で表面はセラミックの差し歯のことを言います。別名、陶材焼き付け前装冠といい、20年以上前はこれが主流でした。当時はこれ以上の差し歯はなく、強度と精度は高く、色も表面はセラミックなので長持ちもします。デメリットとしては中に金属を使用するので厚みが取れない場合は差し歯全体が暗くなり透明感がでない時もあります。また、メタルタテューといって金属が錆びて差し歯の周りが黒くなる現象もあります。現在もメタルボンドの差し歯を中心に行なっている歯科医院もあります。最近ではオールセラミックの強度と精度、そして接着技術の向上によってオールセラミックの差し歯を使用する医院が増えてきております。 |